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山梨へ流出量6倍に リニア水問題、最大毎秒1トンと説明修正|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

JR東海が静岡県に提出した回答書のポイント

 静岡県は18日、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、JR東海に「引き続き対話を要する事項」として回答を求めた47項目のうち、37項目について同社から提出された回答書を公表した。回答書などによると、JRは工事中の一定期間に山梨県に流出するトンネル湧水の推定量を最大で毎秒1トンになるとし、これまで示していた数値の約6倍に修正した。県はほかの項目も含め、従来の回答との矛盾点や根拠について説明を求めていく方針だ。
 JRは県の有識者会議で、山梨県に流出するトンネル湧水の予測値を最大で毎秒0・15トンとしていた。同社の広報担当者は取材に「毎秒0・15トンは平均値で、毎秒1トンは最大値になる」と説明した。過去のトンネル工事の事例を参考に推定したという。
 詳細な地質を調べるボーリングの必要性に関しては「先進坑(本体トンネル掘削前に掘る小さなトンネル)がコアボーリングの役割を果たしている」と回答。県の担当者はこれに「先進坑の掘削時に湧水が流出するので、先進坑はボーリング調査の代わりにならない」と反論している。
 中下流域の地下水については「下流域近傍の地下水は表流水由来の可能性が高い。表流水が減らなければ地下水も減少しないはず」と工事の影響を否定する理由を記載した。県側は具体的な根拠が示されていないとした。
 燕(つばくろ)沢(静岡市葵区)付近の発生土置き場に関しては「沢上部からの土砂流出による影響が軽微」とした。ただ、県は10月の台風19号で沢上部から土砂が流出したとし、重金属などを含む発生土が流されれば水質に影響を与えると懸念している。
 37項目の回答書は10月18日と11月11日の2回に分けて提出された。県は「専門家の質問に答える内容になっていない」とJRに修正を求め公表していなかった。JRは「今後、修正する可能性はあるが、回答書を県に送付したのは事実だ」と回答の事実を説明するよう求めていた。

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December 19, 2019 at 05:33AM
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