仕事始め式であいさつする川勝平太知事=県庁で |
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官庁や企業の多くで仕事始めを迎えた六日、県内でも首長らが、今夏の東京五輪・パラリンピックや地域の課題に向けた決意を語り、二〇二〇年のスタートを切った。
川勝平太知事は県庁であった仕事始め式で、リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事に触れ「日本中を心配させている県のリニア問題は、トンネルと水の二項対立になっている。どう両立させるか、皆さんの知恵に頼りたい」と述べた。課長級以上の三百人が出席した。
リニアを巡るJR東海との協議は、膠着(こうちゃく)状態に陥ったまま新年を迎えた。川勝知事は「二十一世紀は『環境と生命の世紀』になり得る。ベースは『水』だ。利便性のシンボルであるリニアと水。妥協せず、両方を生かし合わなければならない」と強調した。
◆東京五輪、全職員の貢献必要 県警本部長
幹部警察官らを前に訓示する小嶋典明本部長=県警本部で |
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県警本部では、小嶋典明本部長が警部以上の幹部ら約二百五十人に「東京五輪は長期間で、暑い時季の開催でもあり、厳しい勤務が続く。全職員が貢献する必要がある」と訓示。働き方改革にも触れ「部下の生活改善は管理職の仕事。これまでと同じやり方でなく、効果的、効率的な仕事に向け工夫してほしい」と求めた。
(岸友里、沢田佳孝)
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January 07, 2020 at 03:11AM
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リニアと水、妥協せず 知事が仕事始め - 中日新聞
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