渦巻きやしま状の珍しい模様に施した彩り豊かなかき餅=穴水町前波で |
穴水町前波で暮らす元町職員、洲川(すがわ)和春さん(67)方で二十日、渦巻きやしま状の珍しい模様を施したかき餅を天井からつるし、乾燥させる作業が最盛期を迎えた。かき餅の一枚は通常一色で作られることが多いが、洲川さん方は一枚を多彩な色で表し、見た目の“味付け”にもこだわってきた。
洲川さんは毎年、母親の年美さん(89)と一緒に作っている。販売はしておらず、お世話になっている親戚や知人に日ごろのお返しとして贈る。年美さんの父親がかつて渦巻き模様を手掛けたことがあり、洲川さんらはそれを思い出し、十五年前から特製のかき餅を自宅で作ってきた。
色は餅本来の白の他、食紅で染めた赤、緑、青、黄を使う。渦巻き模様はのり巻きのように広げた餅に違う色の餅をのせて丸め、しま模様は餅の上に別の色の餅を重ね、それぞれ断面を切って三月下旬まで乾燥させる。縦五センチ、横十センチ。
使用するもち米二百十キロは近くの農家から仕入れた。年々楽しみにしている人が増え、十五年前より九十キロも多くなった。洲川さんは「皆さんを喜ばせたいという思いだけで作ってきた」と語り、年美さんは「他の人がしていないことをしているので、生きがいがある」とほほ笑んだ。 (田井勇輝)
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January 22, 2020 at 09:16AM
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かき餅見た目も美味 穴水の洲川さん 乾燥作業最盛期 - 中日新聞
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