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二天門が消えた! 水のバリアー 7年ぶり稼働 浅草寺で消防演習:東京(TOKYO Web) - 東京新聞

ドレンチャーの設備が稼働し、水に覆われた重要文化財の二天門=いずれも台東区で

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 文化財防火デー(二十六日)を前に、台東区の浅草寺(浅草二)で二十一日、日本堤消防署(千束四)が消防演習を行った。好天に恵まれ約百人が参加。今回は、重要文化財(重文)の二天門に水のバリアーを張って延焼を防ぐ設備「ドレンチャー」を七年ぶりに演習で稼働させた。 (井上幸一)

 演習は、本堂で火災が発生し、多くの参拝者が逃げ遅れ、飛び火により隣接する重文の浅草神社にも延焼の危機が迫る−といった想定。まずは、僧侶らによる浅草寺自衛消防隊が初期消火、参拝者の避難誘導に当たった。

 さらに災害時支援ボランティア、浅草神社自衛消防隊、近隣住民などが駆けつけ、延焼阻止活動、応急救護などを実施。僧侶が仏像(レプリカ)を運び出す場面も。消防団、消防隊もすぐに到着し、本格的な消火活動を開始。九本のホースで本堂の屋根に一斉放水した。

 本堂東にある朱塗りの二天門は、江戸時代の一六四九年の創建とされる。日本堤消防署によると、ドレンチャーの水を使っての演習は二〇一三年以来。「放水始め!」の合図で、数カ所から水が下から上に噴き出すと門の姿はほぼ消え、水の勢いの激しさに多くの人が驚きの表情で見詰めていた。

 中田浩靖署長は演習の参加者に対し、「昨年の沖縄の首里城の火災では、貴重な建物と収蔵品が失われ、大規模木造建築物における火災の早期発見、初期消火の重要性があらためて認識された。惨事を防ぐには、訓練の繰り返しで、有事の災害対応力を高めておくことが大切」と呼び掛けた。

浅草寺の本堂から、参拝者を避難誘導する訓練

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January 22, 2020 at 05:40AM
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