2020年04月17日07時22分
サウジアラビアの石油精製プラント＝２０１９年９月（ＡＦＰ時事）
【ロンドン時事】米国やロシア、サウジアラビアなどの産油国が歴史的な大規模減産の合意をまとめたにもかかわらず、原油相場の下げが止まらない。新型コロナウイルス感染拡大による原油需要の落ち込みが予想以上に激しく、減産は「焼け石に水」との見方が広がったためだ。
１５日の国際石油市場では、代表的な指標である米国産ＷＴＩが再び１バレル＝２０ドルを割り込み、約１８年ぶりの安値を更新した。
この日の下げのきっかけは国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が同日公表した原油需要の見通しだ。４月の世界の需要は前年同月比で日量２９００万バレルと約３分の１落ち込む。従来予想を大幅に下方修正した。
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟・非加盟の産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は、１２日に過去最大の９７０万バレルの減産で合意したばかり。米国やカナダなどもこれに呼応し、削減量は１５４０万バレルに上る。
しかし、英調査会社キャピタル・エコノミクスは「これほどの減産でも、需給は大きな供給過剰にあることは当面変わらない」と分析。原油価格は安値を続けると予測した。
各国が収入の減少を招く減産をどこまで履行するかも不透明だ。ロシアのプーチン大統領は１５日「各国がしっかりと合意を履行することが重要だ」とくぎを刺した。 
"水" - Google ニュース
April 17, 2020 at 05:30AM
https://ift.tt/3cqGdmU
歴史的減産も「焼け石に水」 原油、１８年ぶり安値 - 時事通信ニュース
"水" - Google ニュース
https://ift.tt/2q5ymcb
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "歴史的減産も「焼け石に水」 原油、１８年ぶり安値 - 時事通信ニュース"
Post a Comment