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トリチウムなど含む水の処分 地元は慎重な意見多く - NHK NEWS WEB

福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムなどを含む水の処分方法について、国が地元、福島県の関係者の意見を聞く初めての会が6日、開かれ、参加者からは、風評被害の懸念から海や大気中への放出の実施に慎重な意見が多く出されました。

福島第一原発では、汚染水を処理したあとのトリチウムなどの放射性物質を含んだ水が、現在1000近くのタンクにおよそ120万トンためられていて、国の小委員会は、基準以下に薄めて海か大気中に放出する方法が現実的との報告書をまとめています。

これについて政府は、地元などから意見を聞いたうえで最終決定するとしていて6日、福島市で初めて開かれた会には県知事をはじめ、商業や水産関係などの7つの団体や組織の代表が参加しました。

参加者からは海や大気中に放出することによる風評被害を懸念する声が多く上がり、福島県漁連の代表は「若い漁業者になりわいを残していくためにも海への放出には反対だ」と述べました。

また、賛否は明らかにしないものの「基準以下にすれば安全というなら、福島県以外でも放出を議論すべき」とか、「国民の理解が進んでいない段階での放出は大きな風評被害が懸念される。貯蔵を続け結論を急ぐべきではない」などの意見が出されていました。

一方、風評などの損失の補償を徹底する前提で、将来世代に課題を残さないためにも、県内での放出に理解を示す意見も一部出されていました。

政府は今月13日にも福島県内で意見を聞く会を開催する予定です。

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April 06, 2020 at 09:07PM
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