約二百万頭のヌーや数十万頭のシマウマが、タンザニアの「セレンゲティ国立公園」とケニアの「マサイマラ国立保護区」の間を移動するのは季節の変わり目で、乾季が近づくとサバンナの大移動が始まる。しかし水や草を求めて移動するヌーやシマウマたちにとって最大の難関とも言えるのがマラ川の川渡りで、溺死したり巨大なワニに食べられてしまう個体も少なくない。
写真家ニミット・バーディさん(Nimit Virdi、32)は2018年1月、 この川渡りを一目見ようとマラ・エデン・サファリ・キャンプ(Mara Eden Safari Camp)のゲームドライブに参加した。ニミットさんはインド・タミルナードゥ州ウェリントン出身で、数多くの野生動物をカメラに収めてはSNSに投稿しており、この時の写真が今月1日、『Daily Mail Online』に掲載された。
ニミットさんはその日、約千頭以上のシマウマの群れがマラ川を渡る様子に出くわしたそうで、「シマウマの群れはしばらくの間、岸にいて川を渡るタイミングを見計らっていました。最初に約850ポンド(385キロ)はあろうかという大きなシマウマが川に飛び込むと、その後を追うように次々と川に入っていきました」と語り、こう続けた。
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May 04, 2020 at 07:00PM
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ワニの口から突き出る脚 命がけでマラ川を渡るシマウマの群れ(ケニア) (2020年5月4日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース
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