東村山市の東村山駅東口の噴水施設で、カルガモのヒナが誕生した。10年ほど前から野生のカルガモが飛来し、産卵と子育てをする場になっているが、噴水は漏水の可能性があり給水が停止され、今は水がない状態。無事に育つか市民が心配し、噴水を管理する市はカルガモ一家を別の水場に移すなど対策の検討を始めた。(林朋実)
住民らによると、今年は三月初めにつがいが飛来。今月中旬にヒナの姿が確認され、現在は七羽が育っている。乾いた噴水を歩く親子の姿に「かわいそう」と、水を入れたケースを置いたり、えさを与えたりする人もいる。
市によると、噴水は三月の検針で、二カ月の使用量が通常の四十倍に上った。漏水を疑って給水を止め、水を抜いて原因を調べている。
ヒナの誕生後、市には「水を入れてあげて」との声が多数寄せられているが、担当者は「原因は解明できておらず、いつ水を張れるかは分からない」と否定的。代わりに考えたのがカルガモ一家の引っ越しだ。
市職員と有志の市民約十人は二十二日、現地で一家を移動できないか試みた。箱の中に誘導し、車に乗せて市内の公園の池に連れて行くことを考えたが、親ガモが警戒。一時間以上かけても進展はなく、カルガモのストレスを考慮して撤収した。
市は当面、持ち込んだ大きめのケースに水を張り、日差しを遮るテントも張って、様子を見るという。担当者は「池まで移動させるのは難しい。どうするかは、すぐには決められない」と話した。
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