竹田市の白水ダム、美しい水のカーテン 農業用に運用を再開 - 大分合同新聞

カーテンのように堤を流れ落ちる水。味わい深い光景を再び楽しめるようになった＝１１日、竹田市の白水ダム

　【竹田】竹田市の白水ダム（国指定重要文化財）で今季の運用が始まった。８０年以上の歴史がある農業用施設は今なお現役だ。堤を越えた水がうろこ状の模様を描き、白いカーテンのよう。味わい深い光景を楽しめる。
　ダムを管理する富士緒井路土地改良区（豊後大野市緒方町）は今季、１日から貯水。５日から水が堤を越えるようになった。
　竹田市まちづくり文化財課などによると、ダムは１９３８年に建設。幅が８７メートル、高さは１４メートルある。貯水量は６０万立方メートル。石積みで曲線を描きながらゆるやかに流れる構造になっている。市内片ケ瀬と豊後大野市緒方町の水田約４００ヘクタールを潤している。
　取水部が老朽化し、ダムの底に大量の土砂が堆積したため、県は２０１８年度から改修工事を進めている。田んぼに水を送らない１１月から５月にかけて水の流れを止め、工事を実施。２３年度の完了を目指している。
　「これから暑くなるにつれ、県内外から訪れる人が増える」と同改良区。かつてはすぐ近くまで行けたが、１５年前に安全確保のため両岸に柵を設置した。「マナーを守って楽しんでほしい」と呼び掛けている。

※この記事は、6月12日 大分合同新聞 14ページに掲載されています。

Let's block ads! (Why?)

"水" - Google ニュース
June 12, 2020 at 01:01AM
https://ift.tt/2YqLVQr

竹田市の白水ダム、美しい水のカーテン 農業用に運用を再開 - 大分合同新聞
"水" - Google ニュース
https://ift.tt/2q5ymcb
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini