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90キロ先の首里城に水を献上 焼失後もつなぐ伝統行事 - 朝日新聞

 新年を前にして首里城(那覇市)に、約90キロ離れた沖縄本島最北端の国頭村(くにがみそん)辺戸(へど)でくんだ水を献上する伝統行事「首里城お水取り・美御水(ぬーびー)の奉納祭」が22日にあった。首里城は10月末の火災で正殿などが焼失したが、伝統をつないだ。

 琉球王朝時代、毎年12月に辺戸の川でくんだ「美御水」が献上され、王家の元日の行事に用いられていた。1879年に沖縄が日本の政治体制に組み入れられた後も、献上先を城そばの中城御殿(なかぐすくうどぅん)に変え、1943年まで約450年間続いた。だが戦争で首里城が焼失し、その後途絶えた。正殿などは1992年に復元され、お水取りの行事も98年に再開された。

 この日は、祖父がお水取りをしていたという佐久真カツエさん(64)が、沖縄の始まりとの言い伝えがある聖地・安須森(あすむい)の近くの川から水をくみ、首里城公園内の円覚寺前で奉納した。

 首里城復元にかかわり、お水取りを、中心になって復活させた観光案内所経営の山城岩夫さん(66)は「文化は沖縄のアイデンティティーの表現。(建物と文化の)二つがあって初めて生きたものになる」と話した。(岡田将平)

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December 22, 2019 at 03:39PM
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