SAPジャパンは11月28日、クボタが膜システム部門と国内生産子会社でSAPの中堅・中小企業向けERP「SAP Business One」を導入し、7月に本稼働したことを発表した。
クボタは農業および水環境の分野において世界120カ国以上で事業を展開している世界有数の水関連総合メーカー。産業排水および中小規模下水市場でのトップシェアを維持しつつ、グローバルでのビジネス拡大に向け、連結ベースの経営情報(受注・売上・損益)共有の迅速化と効率化、グローバル展開を支える海外現地法人と連携した一気通貫のシステムを必要としていた。
クボタの国内業務はホストシステムと複数システムで運用されていたが、部分最適であったため経営や業務において非効率的で、さらなるビジネス拡大に向けて抜本的な再構築が必要であると判断した。そこで、クラウドによりグローバルで利用でき、各業務機能が財務情報にリアルタイム統合されている他、今後の製品ロードマップが強固であるという理由でSAP Business Oneの採用に至ったという。
SAP Business Oneの採用後は準備を含めた約17カ月の導入プロジェクトを経て、当初の予定通りに本稼働した。クボタへのSAP Business One導入は日立システムズが担当している。
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December 04, 2019 at 09:17AM
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クボタ、「SAP Business One」を導入--グローバルでの水関連ビジネスの拡大で - ZDNet Japan
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