Search

「とやまの川の物語」最高賞 全国地域映像コンクール - 中日新聞

作品で流れる空撮映像(上)常願寺川(中)庄川(下)黒部川=いずれも県映像センター提供

写真

県教委が制作 HPで公開

 各地域の優れた映像作品をたたえる全国地域映像コンクールで、県内の河川と人々の関わりを描いた「とやまの川の物語」が最高賞のグランプリに輝いた。県教委の県民生涯学習カレッジ映像センター課(県映像センター)の制作で、グランプリは二年連続四回目。郷土学習用にDVD七百五十枚を学校や図書館などに配り、ホームページ(HP)で無料で公開している。(山本真士)

 コンクールはNPO法人地域文化アーカイブス(東京都)が毎年開催。全国の自治体や公共施設などから寄せられた映像を審査し、とやまの川の物語を「全編を通して優れた美しい映像は迫力をもって迫ってくる。富山の歴史や文化を立体的に描いた」と評価した。

 作品は五章で構成。一、二章で県東部の急流河川と流域の暮らしを紹介し、三章で明治期以降の治水を説明。四章で砂防や水力発電、五章で現代の課題と住民の活動をまとめた。県や国などが保存していた資料映像のほか、ドローンの空撮や3D地図といった最新の素材も差し込み、視覚的な分かりやすさを追求した。センターの職員を中心に十カ月を費やして制作。県内の複数のアマチュア撮影家から映像提供も受けた。

 近年は全国各地の河川の流域で災害が起き、プラスチックごみによる汚染も注目を集めている。ディレクターを務めた学習専門員の坂本剛毅(ごうき)さんは「三百を超える県内の川のあらましを知り、災害や環境について考え、行動するきっかけにしてもらえたら」と話す。

 DVDは非売品で上映時間は約三十分。対象年齢は小学校三年生〜高齢者。センターには4Kなど高画質映像を収めたブルーレイディスクも用意している。非営利であれば貸し出しは無料。視聴用HPは「とやまデジタル映像ライブラリー」で検索。

この記事を印刷する

Let's block ads! (Why?)



"川" - Google ニュース
February 27, 2020 at 03:09AM
https://ift.tt/2HXcnsW

「とやまの川の物語」最高賞 全国地域映像コンクール - 中日新聞
"川" - Google ニュース
https://ift.tt/2TmBnRh
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "「とやまの川の物語」最高賞 全国地域映像コンクール - 中日新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.