国や県、信濃川流域市町村でつくる「信濃川水系緊急治水対策会議」が同日、新潟県長岡市で開いた会合で、同整備局が明らかにした。
同会議は、台風19号で長野市穂保にある千曲川の堤防が決壊したことなどを受け、長野県内では昨年11月、新潟県内では同12月に発足。同月下旬に示されたプロジェクト案の中間まとめでは、「河川の治水対策」「支流を含めた流域の対策」「まちづくりやソフト施策」を組み合わせ、被害軽減を図るとした。
目標達成のため、河道掘削を進め、多くの水を流せるようにし、大雨で増えた水を一時的にためる遊水地を新設する。水位を下げることで、増水してもあふれずに川の中で流れるようにする。堤防の強化策としては、堤防の土に水が染み込む「浸透」、堤防が水流で削られる「侵食」を防ぐ対策などを実施する。具体的な整備箇所は今後、明らかにする。
千曲川支流では、田子川(佐久市)や谷(や)川(同)、浅川(長野市)など今回の台風で大きな浸水被害があった流域について、おおむね5年で内水氾濫や越水による住宅への浸水を防止、軽減するとした。浅川では排水機場の増強、田子川や谷川では川幅の拡幅などに取り組む。
24日には長野県内の流域市町村を集めた会合を長野市で開く。各自治体の意見を踏まえ、本年度内にはプロジェクトの内容を正式決定する。
(1月24日)
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January 24, 2020 at 06:38AM
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被災流域 5年で越水防止 北陸地方整備局、千曲川で目標案 - 信濃毎日新聞
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